遺言 トラブル

父の死後に遺言トラブルに巻き込まれました。
先日父の七回忌の行いをしましたので、父親が死んでもう7年ぐらいも経つのかと年月のはやさには驚くばかりです。
私が中学生になったころ父親と母親がよく喧嘩をするようになりました。
今までは私たち三人兄弟がまだ幼稚園や小学生に通った頃には母が怒りを抑えて我慢していたらしいのです。
それが私たち兄弟がある程度大人の言葉も少しづつわかるようになってからは、母も遠慮なく夫婦喧嘩をするようになりました。
けれども、夫婦喧嘩は犬も食わぬ、ということわざにある通り一度だけ夫婦喧嘩に口出した覚えがあります。
その時初めてこれは私たちの手におえないとよくわかりました。
その父も死にました。
その後に司法書士から一通の手紙が届きました。
父が書いた遺言が来ました。
その遺言には母には何も残さないですべて私たち兄弟三人に土地や保険金などを仲良く三等分するよう書いてありました。
あれだけ夫婦喧嘩をしても父は母にはずいぶんと助けられたはずなのに母には1文も残さず夫婦喧嘩のしっぺ返しを受けたのでした。
俗にいう遺言のトラブルです。
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